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WORKS|「ヌック」のある家
鈴木工務所 住宅事業部の施工実例


「ヌック」のある家
今回ご紹介するのは、平屋ならではのシンプルでスタイリッシュな住まいです。玄関ホールのセカンド洗面は、帰宅時や来客時の手洗いに便利。おもてなしの気持ちが感じられるポイントです。
リビングを中心とした動線は、子育て世代の「安心感」と「使いやすさ」を両立。視線を遮るものが少ないため、空間に広がりが生まれ、子どもたちがのびのびと過ごす様子を見守ることができます。
そして、この家の心地よさを象徴するのが「窓辺ヌック」。
ヌックとは、「こじんまりとした居心地のよい空間」のこと。リビングの一角や窓辺、階段下などに設けられ、家族とゆるやかに繋がりながらも、自分の時間を楽しめる場所です。本を読んだり、ぼんやり外を眺めたりと、ほどよい距離感が心を落ち着かせてくれます。

ヌックとは?
建築でいう「ヌック(nook)」とは、壁や扉で仕切らない小さな居場所のことを指します。住まいの中に自然に「くつろぎ」や「こもり感」を生むデザインとして人気です。代表的な例として、次のようなものがあります。
◆イングル・ヌック:
暖炉のそばの腰掛けスペース。落ち着いて語らう空間。
◆リーディングヌック/書斎ヌック:
本を読んだり作業をしたりするための小さな空間。
◆階段下ヌック/窓辺ヌック/リビングヌック:
デッドスペースや一角を有効に使った居場所。
◆素材や段差でゾーニング:
壁では仕切らず、床の高さや素材の違いで緩やかに区切る工夫。
◆家族とつながりながら個の時間を楽しむ場所:
開かれた空間の中に「私の居場所」を持てる新しい発想。
ヌックは、住まいに「温もり」と「豊かさ」を加える小さなデザイン。平屋のようにコンパクトな家ほど、その存在が際立ちます。